うつ病闘病記


うつ状態は永遠には続きません

 極度のうつ状態で、ぐったりと横たわりながら、自分を精神的肉体的に責め続けていた僕でした。そのような日々がずっと続くと思っていましたが、不思議なものですよね。次第に、うつ状態は和らいでいきました。うつ状態というものは、いつまでも続くものではなく、波があるようで、酷い時もあれば、そのうち状態が少しはよくなることもあるようですね(^-^)

 それで体を動かす気力も出てきた僕ですが、やはり将来の不安や、自分の存在に対する罪悪感に苛まれながら、死を願う日々を過ごしていました。実行には移しませんでしたが、包丁を手に取ったこともあります。それでも、幸運なことに、僕は実行には移しませんでした。おかげで今でも生きています。

 そのような状態になって、僕はまた生と死について、自分の存在意義について、存在価値について、ずっと考えては、結局、死という結論にいきつく毎日を過ごしていました。死を願いながらも、なかなか死ねない、情けない僕でした。

 死に逃れることが出来なかったため、ある意味、絶望的な状態だったのかもしれません。地獄のような生から逃れる術が一切なかったのですから。僕は生きることも死ぬことも出来ず、生きた屍のような状態になってしまい、どこにも逃げ場のない絶望の中でもがき苦しんでいました。










ひらめき

 永遠に続くとしか思えなかった、後悔と自責と将来への不安が僕を苛み続けます。同じ事をずっとずっと考え続けていました。自分は一生このまま働けず、将来に残っているのは、死しかない。なんで昔、もっと頑張れなかったんだろう、もっと頑張ってこなかったんだろうと、いつものように自分を責めていた時、突然、僕はひらめきました。

 「ちょっとおかしいぞ? 確かに過去に頑張れなかったから、今の悲惨な状態の僕がいる。でも、頑張れるのは過去だけなのか? 今から頑張れば、なんとかなるんじゃないか?」と。

 さらに、「そもそも過去の行動次第で現在の自分がいるのならば、もし、今、この瞬間から頑張れば、将来の僕は死以外の人生も残っているはずだ」とも考えました。

 そして、「人間は最初から不幸なわけじゃない。もちろん、そのような人もいるが、少なくとも僕は違う。将来から見れば、今が過去だ。その過去である現在をよりよく生きれば、いい将来に辿りつくこともできるはずだ! 人間は運命が決まっているわけじゃなくて、なりたい自分になれるのだから」

 このようなことを、突然、唐突にひらめきました。そうしたら、苦しみにばかりとらわれていた僕の心が、すーっと軽くなっていきました。この経験が僕を少しずつ変えていくのでした。





















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