精神科通院記


メモを渡す

 精神科を受診して、一ヶ月ほど経った頃、先生により僕の症状を詳しく知ってもらうために、僕の症状を記したメモを渡すことにしました。メモとは言っても、内容は膨大なものになって、3枚の用紙に2千文字くらいの文章を書いたでしょうか(笑)。そんなメモを持って、先生を訪れました。

 先生にそれを見せたところ、今までとは、ちょっと先生の雰囲気が変わりましたよ。どうも、今までは僕の症状を軽く見ていたようなんですね。僕の伝え方が悪かったのでしょうけれども。そうしてメモを見た先生は、薬を増やすと言って、一気に薬を増量しましたよ。僕の症状に合った分量の薬を処方してくれたのでしょう。

 僕は、この時、先生に初めて聞きました。「いったい、僕は何の病気なんでしょうね?」と。すると先生は「うつ病ですね」と答えました。僕は対人恐怖だけとしか思っていなかったので、正直、自分がうつ病だということに、酷く驚きましたよ(笑)。でも、気力も意欲もないから、なるほどなあとも思いましたね。こうして、メモを渡しての診察が終わりました。

 自分の症状を上手く先生に伝える自信がない場合は、僕がしたように、メモにして、それを先生に渡すと、正確に自分の症状が伝わるので、お勧めですよ(^-^) その結果、僕はさらに症状が軽くなりました。歯医者の治療にも通い続けられるようになってきました。まだまだ歯医者は苦手ではあったものの、少しずつ助手の女の子と話したり、先生と話したりすることを楽しむことが出来るようにもなってきました♪

 そのように対人恐怖の症状が軽くなってきて、意欲も出てきたので、僕は3回挑戦して、3回入学直後に通えなくなって断念した、自動車教習所に挑戦することに決めたのでした。










自動車教習所に挑戦!

 自分がうつ病であることが判明しながらも、薬物療法対人恐怖はほぼ治り、うつ病の症状も少しよくなったのか、意欲も出てきた僕は、自動車教習所に通うことにしました。

 何故、過去3回も失敗したのかといえば、まず学科の授業が駄目でした。それ以前に授業が始まる前の待合所すら駄目でした。受付のお姉さんも駄目でした。技能教習で、車という密室に教官と二人きりというのも、気が狂いそうになるほどに駄目でしたね。それ以前に、学校まで行く意欲すらありませんでした。そりゃ、卒業できませんよね(笑)。

 しかし! 今回は薬の力を借りています。そのおかげで、対人恐怖はほぼよくなったし、うつ病からくる意欲のなさも軽減されて、意欲も前よりはあります! なので、ちょっと頑張ってみようと、さっそく通い始めましたよ。

 そしたら、面白いものでね。学科教習はなんの問題も無く受けられましたよ。面白いですね。全然、怖くなかったんですよね。薬の効果、恐るべしですね。そして、一番の恐怖だった、技能教習なんですけどね。教官に恵まれた部分もあったにせよ、これも恐怖を感じず、むしろ会話を楽しみながら、教習を受けられたんですよね。さらには、毎日、教習所に通えたんですよ。通える意欲があったんですよ。薬って本当に効果があるなあとしみじみと思いましたよ。

 この頃からでしょうか。喫煙所で煙草を吸っている時に、偶然そばにいる見知らぬ人に、話しかけるようになったのは。そうして、誰とでも話すようになっていきましたよ。対人恐怖が和らいだっていうのを通り過ぎて、すっかり話し好きの人間になってしまいました。対人恐怖は、この時に完治してしまったようです。信じて薬を飲んでみるものですね(^-^)

 しかし、うつ病はまだ治ってはいませんでした。ただ教習所に通える程度には、薬のおかげで症状が軽くなってくれていたので、なんとか教習をこなしていくことが出来ましたよ。そして、過去3回、すぐに断念していた教習所を、この時は、なんとストレートで卒業してしまいました! 当然、免許の試験も一発合格で、念願だった自動車免許を手に入れられたのでした♪ 薬の力は本当にすごいですね♪





















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