ひきこもりについて





ひきこもり

ひきこもり。と一口に言っても、それには、

1.分裂病や鬱病などの精神病の症状によってひきこもるケース。
2.上記のものによらずにひきこもるケース。

 があります。この「ひきこもりについて」のページでは、後者である2の「分裂病や鬱病などの精神病の症状ではない要因でひきこもるケース」を『ひきこもり』と呼び、説明をしていくことにします。










『ひきこもり』についての具体的な話

原因、きっかけは人それぞれです。失恋、成績不振、いじめなどなど。
  集団に馴染めないなどもそうでしょうか。
  不登校の延長でひきこもる方もいるようです。

期間は長期間に及ぶ場合も珍しくありません。
  数ヶ月、1年、2年の場合もあれば、10数年に及ぶ場合もあります。

社会的な活動に参加、関与することはできないが、
  外出することが可能な方もいます。

一切外出ができないが、家族との交流がある方もいます。

一切外出ができず、自室にひきこもり、
  家族との交流もないか、ないに等しい方もいます。


 僕自身は過去に一年ほど全く外に出ないことがありました。また、計6年ほど、社会活動に参加できない状態でした。一時は同居する家族と言葉を交わさないこともありました。僕がある程度安心して言葉を交わせたのが、数人の友人達です。それ以外の人は僕にとっては恐怖であり、近づくことも出来ない人達だったのです。そして、それは家族もまた同じことでした。










『ひきこもり』に伴い、しばしば表れる症状

 ひきこもっている時は、ただただ家や自室にいるわけではありません。ひきこもりの状態でいることは、ただ何もせず、家で遊び呆けているように思われることがよくありますが、実際は、「外に出たいと思いながらも、出られない」という葛藤に苦しんでいることがあります。また、ひきこもることに伴って、様々な神経症と同様の症状に悩んでいる『ひきこもり』の方もいらっしゃいます。その具体例を以下に示します。


対人恐怖症状(赤面恐怖、表情恐怖、
  視線恐怖、醜形恐怖など)

強迫症状(強迫観念、強迫行為)

不眠、昼夜逆転

摂食障害(過食、拒食)

心身症

被害関係念慮

希死念慮と自殺企図

家庭内暴力(物に当たることも含む)



 僕の場合は、対人恐怖症状が顕著にでました。また不眠症状とともに、それによって昼夜が逆転した状態に陥っていました。そして現在でも、睡眠が不規則にしかとれなくなっています。また、物に当たったり、希死念慮に苦しんだりもしました。また、強迫症状にはもっとも苦しむことになりました。外にも出られず、家の中でも苦しんでいた、ひきこもっていた頃は、まさに筆舌に尽くし難い生活でした。









『ひきこもり』から脱け出すために

 ひきこもりから脱け出すためには、精神科医やカウンセラー等の専門家の援助を受けるのが適当だと考えます。ことが心の問題ですから、ひきこもり現象は、ただ外に出られたらそれで終わりだというほど、単純なものではありませんので、心の専門家と協力していくことが必要だと個人的には思っています。もちろん、それによらずとも脱け出すことは可能です。僕自身もそうですから。ただ、より確実な方法という考え方を採るならば、やはり専門家の援助を受けるのがよろしいかと思います。












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